なぜサラダで食べるとおいしいのでしょうか
それは植物の香りを楽しんでいるのです。
水耕栽培でも植物工場でも葉物の野菜やハーブを栽培できます。
発芽させただけのブロッコリスプラウトや貝割れ大根も水耕で栽培が可能です。
共通していることは香りがないのです。
葉物野菜の香りは光合成しないと出てこないのです。
光合成をすると作物が生長して硬くなってしまい香りもなくなってしまうのではという心配があるでしょう。
時間をかけて育てればそうなりやすいです。若葉香ると言いますね。
人間が食べる葉物野菜は新芽や若葉を食べるのです。
ですから時間をかけずに早く育てることが大切になります。
そのために必要な技術が光合成の促進なのです。
早く育てるといっても、徒長ではもやしのようになってしまいます。
根もしっかり張って茎も太くみずみずしい若葉でないと意味がないのです。
食感もやわらかく香りも立って口に含むと葉物野菜の香りとジューシーな旨味が広がるようでないとおいしい葉物野菜にはなりません。
土は団粒で微生物性が豊であることが大切になります
光合成を促進させるために必要なアミノ酸
アミノ酸は細胞を作っていく材料になるからです。
この大切なアミノ酸をどうやって精製するのか。
ここが大きな技術開発のポイントになります。
安定した浸透性を確保する必要があります。
葉がアミノ酸を吸収すれば光合成は自然に促進されます。
作物の生長も早くなります。
このようにして作られた葉物は生のサラダで食べることができます。
残留農薬の心配もありません
農薬は使用していないからです。
化学肥料のように茎が硬くなることもありません。
ジューシーでやわらかく香りがあって旨味が口の中に広がるようになります。
農薬の不使用
ブロッコリーの変種であるスティックセニョールでも生でたべられるようになります。
多くの人は驚きます。
初めて生で食べたという方が大半です。
その次にとてもおいしいとびっくりされます。
パクチー、バジル、ほうれん草、小松菜でも初めて食べるインパクトがあります。